年間平均気温約30℃、日本の真夏のような気候であるタイのバンコクでも日本人主催で活動している草野球チームがあります。その名は、JBC（Japan Baseball Club）です。

ＪＢＣとは？

チーム発足の歴史は深く、バンコクで創部20年近くになります。

主な活動場所はバンコクから北東方向に約40分のところにある「クイーンシリキッド ベースボールスタジアム」にて毎月2回程度、土日に朝8時〜12時で練習やゲームをしています。

 ちなみにこの「クイーンシリキッドベースボールスタジアム」は、2014年 U18アジア野球選手権大会にも使用された、タイで数少ない立派な設備を兼ね備えた野球場です。

■球場場所：クイーンシリキッド ベースボールスタジアム（Queen Sirikit 60 pansa Baseball Stadium）

2014年U18アジア大会は現西武の高橋 光成投手、ジャイアンツの4番 岡本 和真選手、明徳義塾⇒拓殖大中退⇒四国IL・徳島を経て西部に入団した天性の野球センスの岸 潤一郎選手などが選抜され出場した大会で、NHKでも中継されていたので観戦されていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

主催・参加している大会について

JBCの主な活動内容は練習、そして時々ゴルフと懇親会という活動にとどまらず、タイの大会への出場やアジア大会の主催もしています。

主な大会の一つ目は、LIVE中継される全国アマチュア野球大会「Thailand Championship」です。
タイの野球人口は3,000人程度、野球後発国とされるタイでも日系企業のスポンサー支援もあり近年全国大会をバンコクで開催するまでになりました。

中でもスパンブリー体育大学は頭一つ抜けた強豪チームで、日本の高校野球へ野球留学して帰国したタイ人などが活躍しており「ベースボール」と「野球」がMIXされた独特のチームです。

JBCは悔しいことに一度も勝利出来ておりません。

LIVE配信の映像はこちら
https://www.youtube.com/live/pHCb-s_wbMY?si=CRVKjcDz2ZhDrmac

そしてもう1つ、私たちが最も重要視している大会が、アジア各国で活動している日本人野球チームがアジアNo.１の称号を掛けて戦う大会「Asian Amateur Baseball Classic」です。

2011年に第１回大会が開催されてから参加チームは増えており、JBCの「タイ」をはじめ「ベトナム」「ミャンマー」「カンボジア」「韓国」「インドネシア」「台湾」等々、各国で活動している日本人野球チームが一同にバンコクへ集まり熱戦を繰り広げます。

2023年度参加国は、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、台湾、シンガポール、韓国、日本OBチームの計8チーム、総勢200名が集まり熱戦が繰り広げられました。 タイチームJBCは決勝戦まで進んだもののベトナムチームに敗北、、、2022年に続いて準優勝でした。悔しいぃ。

またJBCは普段硬式ボールで活動しておりますが、タイで暮らす日本人向けに軟式ボールを使った野球大会を主催しています。

2024年度の軟式野球大会は、ソフトボールチームや15歳以下の少年野球チーム『ブレイブハーツ』もご参加頂きました！

普段の練習について

普段の練習はキャッチボール、トスバッティング、ノック、打撃練習、紅白戦と、部活さながらの懐かしい練習メニューで、日々の会食やタイ料理で肥えた体に鞭を打つことが出来ます。

2024年6月現在のタイ参加メンバーの最年長は56歳、最年少は14歳、平均年齢は30代後半ですので、それほど激しい練習メニューはないですが描いているイメージとカラダの乖離に悩むことでしょう。。。

またタイ人少年野球チームとの合同練習や、アメリカンインターナショナルスクール、韓国駐在員チームとの練習試合も定期的に行っております。

彼等とは言葉こそ上手に交わせない部分もありますが、言葉が分からなくても一緒に通じることが出来るのがスポーツの素晴らしいところだと改めて感じることが出来ます。

JBCメンバーの多くが海外赴任は初めての日本人駐在員です。

会社絡みのゴルフとは違って仕事の話はほとんど持ち上がらず、あのチームメイトが普段何をしているのかもわからないニュートラルな関係ですぐ打ち解けることが出来る環境も魅力的です。

バンコクで野球、ソフトボール、JBCの活動にご興味がある方、一緒に汗を流し、野球を楽しみましょう！是非是非ご連絡お待ちしております！

■お問合せ先：佐藤 勇介
メール：[email protected]

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